地域ページ トップ
別ウインドウで開きます 奈良市の西大寺で12日、抱えるほど大きな茶碗(ちゃわん)でお茶を飲む大茶盛式があり、訪れた人たちは800年近く続く伝統を味わった。
 僧侶が特大の茶せんを回すと会場に抹茶の香りが漂い始めた。直径約40センチの大茶碗の重さは5~6キロほど。参拝者は1人で持ち上げたり、左右の人に支えてもらったりしながらゆっくりとお茶を味わった。
 鎌倉時代に寺を復興した叡尊(えいそん)上人が、当時貴重だったお茶を境内の神社に献上し、残りを参拝者にどんぶりなどでふるまったのが由来とされる。大和郡山市の山田恵さん(58)は「重くて腕がしびれそうだったけどありがたくいただきました」と話した。13日も午前9時~午後3時に開かれる。問い合わせは西大寺(0742・45・4700)へ。(古澤範英)